健康クリップ

隠れ肥満


隠れ肥満とは
   単に体重が増えただけでは「肥満」とはいいません。
 「脂肪細胞の数が増えたり、細胞自体が大きくなる現象」つまり、体の脂肪が増えすぎた状態を「肥満」といいます。
 体重は正常でも体脂肪率が高い場合、これがいわゆる「隠れ肥満」です。
 年齢とともに基礎代謝が落ちて、必要とするエネルギーも少なくなってきます。
 従って、若い頃と同じような食事内容ですと、知らないうちに体脂肪が増えることになります。
  また、ダイエットのリバウンドで体重が増加した場合などでも「隠れ肥満」になる可能性があります。

肥満が招く病気
   過体重でなく、体内構成の中で脂肪組織量が過剰蓄積している状態なので、様々な病気を招きます。
 
・ 糖尿病 ・高血圧 ・高脂血症
・動脈硬化 ・痛風 ・睡眠時無呼吸症候群

肥満の原因
 
・ カロリーの摂り過ぎ
  → 食事で摂取したエネルギーを消費しなければ、脂肪に変えられて体内に蓄積していく。
 
・ 偏った食生活
  → 余分なタンパク質や脂質(お酒やお菓子など)もすべて脂肪となり蓄積する。
 
・ 寒さ対策
  → 寒さによって、体内熱が奪われないように本能的に脂肪を増やす。
 
・ 遺伝
  → 脂肪細胞表面にあるタンパク質の異常など。(外国人より日本人に多く、3人に1人の割合)肥満遺伝子によるもの。

肥満度チェック
 
1 BMI指数
体重(kg)÷身長(m)2=BMI
  18.5未満 →やせ  
  18.5〜25未満 →普通  
  25以上 →肥満 肥満 1度 25~30
2度 30~40
3度 40以上
 
2 体脂肪率
体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100=体脂肪率
(当院基準値)
 標準肥満傾向肥満
男性 14〜23%24〜29%30%〜
女性 17〜27%27〜34%35%〜
 
3 BMI指数で見逃す「隠れ肥満」を見つける新指標
[虎の門病院と独協医大の研究チーム考案]
ウエストまわり(cm)÷身長(cm)=新指標
  0.5以上 → 生活習慣病につながる可能性が高くなる
 
中年男性に多いお腹に脂肪がつく内臓脂肪型肥満を、BMI指数では見逃していた可能性があった。

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