便潜血反応検査


◆健康ほっとライン 第46号

平成19年7月1日発行

 

便潜血反応検査を簡単に紹介いたします。

便潜血反応検査は、大腸ガンを診断する検査のひとつとして行われています。大腸ガンの多くは大腸(下部消化管)の出血を伴うので、便に血液が混入しています。この検査では便中に混入した血液(ヘモグロビン)を検出し、大腸での出血の有無を確認しています。

特徴
上部消化管(食道・胃・十二指腸など)からの出血の影響を受けず、大腸ガンなどによる大腸出血の診断に有用である。
痔などの肛門出血や大腸ガン以外の病気(大腸ポリープ・大腸炎など)でも陽性(+)となる場合がある。(女性では月経血も)
早期の大腸ガンでは陰性(−)となることが多い。

陽性(+): 検査上、大腸からの出血が認められた。
精密検査(大腸内視鏡など)を行い、出血の原因を確認することが大切です。    

陰性(−): 検査上、大腸からの出血は認められない。

便の採取量

  便の量は少なすぎても多すぎてもいけません。

 採便容器の説明書の通りに行っていただくと、適量(平均6.0mg前後)が採取できます。便が適量でないものが陰性となったり、陰性のものが陽性となる場合があります。 

便の有効期限

便中のヘモグロビンの安定性は約1週間といわれています。

 25℃(室温)保存でのヘモグロビン残存率は1週間で約半分にまで下がってしまいます。このため、当院では受診日より1週間前までの便のみ受付しております。 

一本法と二本法

  大腸の病気の出血は毎日とは限りません。

 一本法とは一回の排便より採取した便を検査し、二本法とは二回(異なる日)の排便によりそれぞれ採取した便を検査する方法です。出血は必ずしも継続的ではないため、一本法では陰性になることもあります。当院では大多数の方が二本法です。二本法を行うことで一本法よりも大腸出血の発見率が高くなります。 


 厚生労働省は平成20年度から40歳〜74歳の被保険者・被扶養者の方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した予防活動『特定健診・特定保健指導』の実施の義務付けを決定しました。
アルファメディックでは平成20年度に先駆け、本年度から一部の企業・健康保険組合様を除いたお客様に対して特定健診・特定保健指導を実施しております。

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